家は

いつもほとんど誰か居間にいる。母さんか弟か親父。

そんな彼らの目を盗んで日記を書く。

このスリルッ・・・快感!


ささやかなスリルが何故か楽しい。
でも決して大きな危険は冒さない。
ギャンブルはしない。煙草も吸わない。酒も殆ど飲まない。


・・・元出が無くてできないだけだったり・・・


元出があったら弱い俺が出てきて行ってしまうかも。
そして破滅の一途をたどるのかも。

そんな余計な事ばかり考える10代最後の夏・・・




あと、友達と母校の横をたまたま通った。
そしたら俺が卒業した翌年、教師が車のキーかけ忘れて生徒のデータの
詰まったPC盗まれたのに気づかず10時間もパチンコしてたそうだ。
なのに、母校は市長の出身校でかつ県下No.1高だったりするから、
テニスコートが全天候型に改造されてた。



大人って何だ?そんなこと平気でするのが大人なのか?
だったら俺は心だけでも死ぬまで子どもでいい。


どんなにののしる人がいても、嘲る人がいても、
俺は俺を貫いていつか幸せになってみせる。
時には貫けなかったり他人から曲げられたりするかもしれないけど、
それをそれと受け止めて前に進みたい。




もう後退の道は無い。
あとは、一本の橋を踏み外して奈落に落ちるか。
それとも、渡りきれるか。


もう逃げることは出来ない。
目を逸らすこともできない。
死ぬか、生きるか。俺に残された選択はそれだけだ。


生きたい。このまま死んでたまるか。
生きるために今何をすべきか、考え、動け。



と、またまた余計なことばかり考えるのは、弟が借りてきた
「賭博黙示録 カイジ」って漫画を少し読んだからでした。


俺、漫画に影響受けすぎなんですね。漫画というか、普通の小説でもそうですけど。
でも、結局しばらくしたら読んだの忘れたり、心の片隅に置いてしまったり。


今回のは今の俺に語りかけるような本だったので、
かなり胸が痛いんですけどね。生きるか死ぬかってのもあながち嘘じゃない。
あ、借金関係などはありません。念のため。




今、命綱を渡るような道を踏み出そうとしてる俺は、
いつか身も心も壊れてしまうかもしれない。
でも、壊れそうな俺はきっと壊れずにいられるだろう、と思える。


そんなとき、
家族・友・知人・恋人・師・職場の仲間etc...
人と人との繋がりこそが、きっと俺自身の心の支えになる。
今もそうだけど、きっとこれからも。


もしも「繋がり」が消え、「孤独」に変わったとき、今度こそ俺が死ぬときだろう。
死線を幾度も越えてこられたのは、「孤独」じゃなかったからだ。



「もし自分が世界で最後の人間だったら、何をしたい?」という質問をたまに聞く。
俺は即座に答える。
「一人は耐えられない。すぐさま死ぬだろう。」


昔は、一人の時間が好きだった。
だけど、今は一人が怖い。怖くて、怖くてたまらない。
誰かにいつも傍に居て欲しい。
身も心も、と思ってしまう俺は傲慢なのかもしれないが。


中略


だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
考えすぎは良くないとか人に言っておいて
一番ぐだぐだ考えてるのは俺ですね。


理屈っぽいのはあんま良くないと思ってるその実、一番理屈っぽいのは俺。
この矛盾。この矛盾をぶち壊したい。


考える暇があったら勉強する。頑張ったと納得できたら遊ぶ。話す。出かける。
喰えるだけ喰う(今喰えるモノだけ)。そしたら寝る。頑張って朝起きる。
そうやって、少しずつ進めばいいのにさ。
喰えるものも増やしていくぜ。いろいろ。飯に限らん。


いろいろ考え込んで長い見難い文書いてしまったけど、
もし読んでくれた方いたらありがとう。


最後に、好きな歌をひとつ。


君が好きだと叫びたい
       歌 :BAAD


眩しい陽差しを背に 走り出す町の中
叩かれた いつものように 肩を
君に夢中なことに 理由(わけ)なんてないのに
その腕は絡むことは無い


いつの間にか瞳 奪われて始まった
離さない 揺るがない  Crazy for you


君が好きだと叫びたい 明日を変えてみよう
凍りついてく時間(とき)を ぶち壊したい
君が好きだと叫びたい 勇気で踏み出そう
この熱い想いを 受け止めてほしい